青年海外協力隊 in ラオス

今回は社員の永田彰の投稿です。私は2015年の3月から2年4カ月ほど会社を休職して、青年海外協力隊に参加してきました。
青年海外協力隊は、ボランティアとして発展途上国の様々な組織に入り、その国の人と同じ生活をしながら、組織の発展、ひいては国の発展に貢献することを目的とするJICAの制度で、50年を越える実績のある活動です。
私が派遣されたのはラオス国立大学工学部IT学科で、ラオスの東大とも言える機関です。しかし、活動開始直後に学科長と話し合いをしたところ、しかし、新しい技術の導入が追い付いていない、課外活動が十分に行えていないなど課題がありました。そこで、Androidアプリ開発の入門の授業、イベントの開催を私の活動の目標とすることになりました。
Androidアプリの授業では、学生というプログラミング初心者を対象とする授業だったものの、最初は難しい内容を詰め込み過ぎてしまい、学生が消化不良となってしまってました。また、これはラオス人に顕著な傾向なのかもしれませんが「習うより慣れよ」な考え方の学生が多く、概念の説明は必要最小限にして、演習の時間をしっかりとり、つまづいた学生、自分で考えて疑問を持つ学生を個別にフォローする授業形式としました。
イベントとしては、アイデアソンやハッカソンが良いなと思案していたところ、JICAのプロジェクトでラオスで活動されていた日本企業の社会システム総合研究所(JRISS)様と知り合いになり、JICA、JRISS、大学と共催でIoTについてのアイデアソンを開催することが出来ました。その経験を元に今年は、JICAの支援の下、大学が主催でアイデアソンを主催することができました。
Androidアプリ開発の授業では、実際に自分のスマホでアプリを動かして喜ぶ学生の姿を見て、やった甲斐があったなと感じ、アイデアソンでは、普段穏やかな学生が一生懸命アイデアを練り上げ、堂々と発表する姿を見て、誇らしく思いました。
その他にも、別の組織のITについての相談を受けたり、他の隊員のパソコンヘルプデスクをしたりと、経験の幅が広がりとてもいい経験が出来たと思っています。もちろん外国で慣れない言葉での仕事ということでなかなか大変な隊員もいます(私は幸運にも同僚に恵まれました)。でも、ちょっとでも関心のある方はぜひ参加してください!