研修が終了しました
はじめまして。4月からTOKYOに新入社員として入社したM.Oです😊
入社してから3か月間の研修を終えたので、今回は私の自己紹介と、研修で学んだこと・考えたことの振り返りを書いてみようと思います。
私はもともと文系出身、IT未経験ながらTOKYOに入社しました。そんな私が惹かれたのが、TOKYOが掲げる「国際協力×IT」というテーマです。
昔から国際協力に興味があったわけではないのですが、大学3年生の時、異文化への関心から「旅行ではなく、現地に滞在する経験がしてみたい」と思い、カンボジアでのボランティアに参加しました。
現地での仕事は、日本語・英語を教えるというものでしたが、私は教師の経験も専門知識もなく、ノウハウもわからないまま授業をしていて、だんだんと罪悪感を抱くようになりました。
そんなとき、近くの村で活動していた海外協力隊の方々と知り合い、私が活動していたNGOに特別授業をしに来てくださることになりました。教えてくださった方は理科の先生で、授業で理科の実験を初めて体験した子どもたちが本当に嬉しそうだったのが印象的でした。
その姿を見て、「私も、何かしらの専門性を身につけて、現地の人の役に立てるようなことがしたい」と思うようになりました。
そんな経験を経て就職活動をしていた中、TOKYOを見つけ、「国際協力×IT」というワードにしっくり来るものがありました。
専門的なスキルを活かして国際協力に携われる点や、もともと少し興味を持っていたIT分野、そしてTOKYOのユニークな社風に惹かれ、入社を決めました🔆
入社後は、初めて触れる知識やプログラミングの勉強に戸惑いもありましたが、先輩方がとても丁寧に教えてくださり、最初の不安に反して、のびのびと楽しく学ぶことができました。
日常生活でもITに関連したものに自然と目が向くようになってきて、たとえば映画でハッカーがコードを書いている場面などで、「あ!この前勉強した条件分岐だ!」と反応してしまったりします。そんな小さな発見があると、なんだか嬉しいです😊
研修では基礎的なプログラミング言語を学んだのち、開発演習として、実際にアプリ開発に挑戦しました。私は、日本にあるエスニック料理屋を登録・管理できるリストアプリを作りました!

一応googleマップのマイリスト機能と差別化を図り、地域別で表示できる機能を加えました。(国別も作りたい・・・)
このページの開発が案外順調に進んだので、調子に乗って「世界版も作っちゃおう」と考え、今度は地球儀ページを追加しました🌍

しかし、この地球儀は私のような超初心者エンジニアには手に余る機能だったようで、息を吐くようにエラーが発生します。
世界のスパイスの原産地とその説明が浮かぶようにしたいのですが、一向にうまくいきません。でも、全くわからないことを「わからないなあ~」とぐるぐる考えてるときって、結構楽しいですよね。
そんな試行錯誤をしているとき、先輩から「デジタル地球儀といえば」という流れで、ヒロシマアーカイブというWebアプリの存在を教えていただきました。
ヒロシマアーカイブは、広島原爆で被害にあった方の証言や、原爆投下前の街並みの写真などを、3D地図上に重ねて視覚的に表示するWebアプリです。地図上の地点をたどることで、被爆の実態や人々の体験を立体的に感じ取ることができ、歴史を追体験しているような、身に迫る感覚があります。私はこのアプリから、文化や歴史の保存×IT技術、という可能性の広がりを感じさせられて、とても感銘を受けました。
こういったものはデジタルアーカイブ、デジタルヒューマニティーズといった分野に分類されるらしく、仕事後すぐに本屋に走って「デジタルヒューマニーティーズ入門」という本を買ってしまいました。影響されやすいです・・・😎
将来的な目標として、ITを使った国際協力はもちろんのこと、いつか文化や歴史、農業などの”アナログな価値”の保存や認知、存続のため、デジタル技術を使って貢献できるようなことができたらいいなとも思います。
そのためには、日々の勉強と経験を積み重ねて、まずはしっかりとしたITエンジニアになることが第一歩だと感じています。
頑張ります!🦍
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!