モンゴルでの活動

すっかり春の陽気ですね、冬の寒さが厳しいモンゴルも春を迎えたでしょうか。

弊社は、モンゴルにおけるJICAサイバーセキュリティ人材育成プロジェクト案件に携わっています。
弊社メンバーが先日モンゴルに出張に行ってきました。

モンゴル業務の概要

プロジェクトは、モンゴルの学生・社会人、産・学・官、幅広い層を対象にサイバーセキュリティ能力の向上を図るもので、2023年1月に始まったばかりです。

JICA モンゴル向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:サイバーセキュリティ人材育成プロジェクト

プロジェクトでは今後様々な活動の実施が想定されますが、今回の出張で弊社が関わったのは下記の3つです。

1.大学教員に対するサイバーセキュリティ科目研修の実施
2.大学のカリキュラム開発支援
3.人材育成政策に関するデジタル省へのプレゼンテーション

滞在の中で特に大きな割合を占めたのが1の活動でした。
実は、今回研修を行ったサイバーセキュリティ科目というのは、インドネシアで実施中のサイバーセキュリティ人材育成プロジェクトにて作成されたものです。
インドネシアのプロジェクトにも弊社は携わっていますが、ある国のために行った活動の成果をほかの国でも実際に活用していくという、やりがいを感じる取り組みですね。

研修の内容

研修は2度実施し、それぞれサイバーセキュリティの基礎科目と、より高度なコンピュータフォレンジック科目を取り扱いました。
(コンピュータフォレンジックとは、ざっくり言うとサイバー攻撃を詳細に調査するプロセスのことです。)
今回の研修を受講した方々が、今度は講師として大学で授業を行っていくことが期待されています。

コンピュータフォレンジック科目研修の様子

冬のモンゴル

ちなみに、冬のモンゴルは昼間でも氷点下20度は当たり前の環境で、果たして無事に活動できるのか、冬のモンゴル初滞在となるメンバーたちは戦々恐々としていました。
しかし慣れとはすごいものですね、数日のうちにそんな低気温にも適応してしまったようです。

氷の滑り台を滑る弊社メンバー

そんな活動をしている弊社に関心のある方、国際協力、サイバーセキュリティ、その他諸々、聞いてみたいことがある方はぜひご連絡いただければと思います。

採用も随時行っています。新卒採用の取り組みも強化中です。