国ごとのサイバーセキュリティの状況を見る

サイバーセキュリティというとハッキングのコンテストであるCtF(Capture the Flag)コンテストや、Emotetなどのウイルスとかの動向が気になりがちですが、今日は見方を変えて国ごとのサイバーセキュリティの取り組み状況を見てみましょう。

ITUという国連機関が発行しているレポートにGlobal Cybersecurity Indexというレポートがあります。これは地域、国レベルでのサイバーセキュリティへの取り組み状況を見ることができます。
Global Cybersecurity Index 2020

上の表は、各地域ごとのデータ保護の法整備の状況です。ヨーロッパは法整備がほとんどの国で済んでいる一方で、アジアではまだ半分の国で法整備が進んでないように読み取れます。

次に上のレーダーチャートを見てみましょう。これは国ごとに、法整備、技術施策、能力開発などの5つの指標に基づいた値を表したもので、2020年のこのレポートでは韓国がアジアトップとなっています。


最後に紹介したいのは上の表です。このうち一番上は公的・政府機関の専門家向けのサイバーセキュリティ研修の有無を表しています。これを見ると公的・政府機関へのサイバーセキュリティ研修は発展途上です。この状況を何とかしたいと思った方に吉報です。弊社はJICAの技術協力プロジェクトへの参画を通じてこの分野に貢献しています。

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