ラオスとIT

ラオスのプロジェクトに関わる社員より、現地のIT事情や体験など、少しご紹介したいと思います。

ラオスの首都ビエンチャンの街中

ラオスは私にとって2017年6月末に帰国してから、2019年3月に再赴任して久しぶりに滞在した国です。そこで今回は淡々とラオスの基本情報とIT関係の情報を共有したいと思います。もっと知りたいことあれば、FacebookまたはTwitter宛にメッセージを頂けると書くかもしれません。

ラオスはタイ、カンボジア、ベトナム、中国、ミャンマーに囲まれた内陸国です。世界遺産に指定されたルアンパバーン、ワットプー、ジャール平原を観光に訪れたことのある方も多く、メコンの夕日を見ながらラオスビール、ビアラオを飲むというのが王道の観光じゃないかと思います。

メコン川の夕日

ラオスの人口は700万人ほどで、主食はもち米で、うるち米もチャーハンなどとして食べたりします。主要な輸出産業は鉱物、電力です。ラオスには標高の高い高原があり、そこでコーヒーも栽培されており、日本でも購入することができます。

コーヒー豆の栽培

公用語はタイ語と互いに方言関係にあるそうで、まぁまぁ分かります。ラオス人の多くは仏教徒ですが、日本と違い、出家した人は妻帯できず、僧侶は托鉢や寄付などで生活をしています。家庭の事情などで子どものときに出家した男性は僧侶のまま大学に行く人もおり、学費を寄付したという檀家もいるそうです。恒久的な出家でないもののプチ出家はかなり頻繁に行われていて、身内に不幸があった場合や、一人前の男性となるために、人生に一度は出家するものだそうです。私のプロジェクトのスタッフも1週間ほど出家しました。

同僚の出家の光景

IT面では、意外といろんなサービスがあるという印象です。求人サイトには108.jobsというものがあるのですが、ここにスタッフの募集を掲載したところ、かなりの応募がありました。また、Locaという配車アプリも非常に便利です。ラオスでは主な公共交通機関はバスで、それ以外はタクシーまたはトゥクトゥクになるのですが、行き先が有名な場所でない場合はラオス語が話せてもうまく伝わらなかったり、値段で後からもめることがあったのですが、これは乗車前に料金が決まるので非常に便利です。

アプリのスクリーンショット

そして、とても重宝したのが銀行の提供するアプリでした。残高の確認、送金はもちろん、公共料金の支払いやQRコード決済機能があり、お金の引き出しにATMに走るということがほとんどありませんでした。

銀行アプリの画面

こうして消費者として生活していると首都で暮らす分には便利なアプリもあるのですが、仕事をする上でのExcelなどのITリテラシーはまだまだ向上する余地があるなと感じました。もちろん、ITリテラシーの高い人もいるのですが、基本的なExcelの使い方が心もとない人も多く見ました。ラオスではITが学校の科目として導入されましたが、活用の際の基本となる算数・数学の理解やExcelのスキルは改善の余地がありそうです。


ラオスのITの教科書

私は現在、UXO Laoという不発弾処理の団体の実施能力強化に関わっており、その一環としてITリテラシーの向上にも取り組んでいます。ITリテラシーの向上を通じて、ラオスの経済、社会がますます発展することを願っています。